家でも簡単!透明な氷の作り方

透明な氷 LIFE
透明な氷

 こんにちは、keiです。

 休日は家で大好きなカフェオレやお酒をつくって飲むことが多いのですが、最近透明な氷を使ってつくるとなんだかラグジュアリーというか、質が上がったような気がして満足感がアップしました。

 百均にある道具を使って家でも簡単に作れるので手順を紹介します。

必要な道具と作り方

必要な道具

 使うのはダイソーに売っているクーラーボックス(発泡スチロール製)とある程度底が深いプラスチックの箱だけです。

 実際にぼくが使ったのはこの二つ。

 原理はのちほど説明しますが、プラスチック箱の天面をのぞいた5面を発泡スチロールで囲む必要があるので、クーラーボックスのふたをカッターでいい感じにカットしてはまるようにします。

 プラスチック箱は天面をあけないといけないので、ふたをはずしたりいらないでっぱりをカットしてください。くれぐれもケガにはお気を付け下さい。。。

作り方

 道具が準備できたら下の図のようにセットします。

 あとは水を注いで冷凍庫に入れればオッケーです。

 水は水道水で問題ありません。沸騰させてから凍らせたほうが気泡が抜けてより透明になるようですが、めんどうくさければ水道水を直接注いでもいいです。ぼくもめんどうなので沸騰させてません。

 24時間くらい放置してから取り出します(時間は冷凍性能、水温、水量、プラスチック箱の高さなどなどの外乱に左右されるので微調整おねがいしますm(_ _)m)

 完全に凍らせると白い部分が出てきてしまうので、2/3くらい凍ったところで取り出したほうがいいです。

 いよいよプラスチック箱からできあがった氷を取り出します。

 プラスチック箱をクーラーボックスから取り出し、底面に蛇口から出るお湯をかけると取り出しやすいです。

 取り出した氷はこんな感じ。下の部分がまだ凍っていない状態です。透明できれい!

 最後に包丁やアイスピックを使って小さくすれば透明な氷の完成です!

できあがり

 飲み物をいれるとこんな感じです。氷が透明なので奥が透けて見えたり氷が入っていないように見えたりします。

透明な氷ができる原理(製氷機の氷が白くなる理由)

 氷が白くなってしまう理由は不純物を含んでいるからです。

 つまり不純物を含まないように氷をつくれば透明になるということです。

 水には不純物として空気、ナトリウムやカリウムなどのミネラル、塩素などが含まれています。

 これらを取り除くように氷をつくればいいわけですが、通常の製氷機で氷をつくると下の図のように中心部に不純物が集まり、かつすべて凍らせてしまうため透明にはなりません。

 したがって、下の図のように凍らせる方向をコントロールして不純物を端に寄せ、最後に不純物を含んだ水を取り除く、という方法が簡単かつきれいな氷の作り方になります。

こんな方法でもつくれます

ボウルやタッパーでかちわり氷

 ある程度底が深いボウルやタッパーに水を注いで冷凍庫にいれるだけ!

 あとはさきほど同様、完全に凍る前に取り出して砕くだけです。

 ためしにさきほどのプラスチック箱に水を注いでそのまま冷凍庫にいれてみました。

 さきほどよりも中心部に近い箇所が空洞になるので一部きれいな四角い氷にはなりませんが、かちわり氷のような不揃いの形でも構わなければこちらのほうが簡単です。

文明に頼って透明な丸氷

 ここまでくるとつくりたくなるのが透明な丸氷。

 アイスピックで削ってもいいのですが危ないし冷たいしめんどくさい。。。ということで文明に頼ります。

 ぼくもまだ持っていないので今度試してみたいです。


 今回は以上になります。

 みなさんも透明な氷をつくって家での生活をワンランクアップさせてみてください!


アイキャッチ画像の出典:Bruno /GermanyによるPixabayからの画像

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